弓道の記録

社会人から始めた弓道の記録。まったくの初心者がいったいどこまで上達するのやら。現在、参段。

192日目 弦の上の方

ちょいちょい用語がわからないのだけど、弦の上の方がよくほころんでくる。以前にも補修したことが一度だけある。いつもは補修する前に切れてしまうので一度しかしたことがないのだった。

弓の関板(これは知ってる)に当たる弦の部分で、そもそも当たるのは把の高さが低いのでは?といわれた。離れの時に振動するような音がするのは関板に当たっているからだというので、把の高さを高くした方が良いそう。

それはそれとして、前から思っていた中仕掛けも合わせて補修した。そうするといつものことだけれど、どうも射の感じが変わってしまう。前回調子がよかったのも今日は散々な感じだったし、どうもうまくいかなかった。なかなか難しい。

そもそもが弓道自体が原始的な道具だけで行うものだから、科学的というよりも経験則的なやり方をするので、よくわからないけどうまくいったりうまくいかなかったりするのだと思う。厄介な話だけれど、それをもってして精神の鍛錬とかそういうことをいっているのだろうと思うと、まぁそんなものかなという気がしなくもない。

191日目 いつぶりの皆中

今日はいつぶりかの皆中だった!4本的中!
比較的ずっとうまく引けたけど疲れてきてたところだったしどうかなと思った最後の立ちで見事。みんなの矢でボロボロになった的だったもんで、的中音がわかりにくかった。矢取りで確認するまで確信が持てなかった。

しかし、この前からわかっていたことだけど、中仕掛けが細くなってしまっていてつがえた矢が緩い。そんなもんだから馬手に変な力が入ってしまうみたい。最後の方はなんとかしっかり矢が留まる箇所を探して引いてたからよかったけど、やっぱり補修しないとだめだ。

あとは大三に入るときに、疲れていると左肩を内側に入れて腕を伸ばしてしまいがち。それもそうならないように気をつけるようにした。その影響もあると思うけど、いっぱいいっぱいまで引けていると矢の飛ぶ速さが全然違う。圧倒的に速くなる。遅いと放物線を描くように飛ぶのでよくわかる。まっすぐ飛んで的中したときはスカッとして気持ちいい。いつもそうできるようになるといいのだけど。

190日目 矢をつがえる位置

今日はそこそこうまく引けたと思う。それなりに的中もあったし、負傷もせず1日引ききった。

最初のほう、どうにも的の上ばかりいくのでどうしたもんかと思った。左右はピッタリ真ん中に飛んでいるのに上に外れる。いつもより上を狙っているかというと、むしろ下を狙っているぐらいだったし。

今日、気をつけていたのは前回気にしていた大三の高さ。打ち起こしの時点で高さを確かめて、ついでに水平になっているかを確かめるようにした(正面に鏡があって姿勢とかを確かめることができる)。今思えばこの水平にするときに弓手を少し上げることが多かったので、それで少し狙いが上に向いていたのかもしれない。

それとは別に矢を弦につがえる位置をいろいろ変えてみたりした。他の人の射を眺めていると、矢と弓が交差する位置が少し下になっている気がしたのでちょっと下げてみたりした。それがどう影響したかはよくわからなかったけれど。

189日目 大三が低い

大会のしょっぱい結果からちょっとやる気出してきた。

ところが、しばらく引いてて全然中らないの。大会のときと同じ感じで的の近くには飛ぶけど安定しないみたいな。

それで最後の方になって先生から大三が低いと言われた。しばらくブランクをあけていた間に感覚を忘れてしまっていたのかも。実際、意識的に大三を高くとるようにすると驚くほどうまく的中した。その後は体力がもたずにやはりイマイチだったけれども。

大三の位置が高くなるとどうなるかと考えてみると、会に入るときに両手で描く弧の大きさが大きくなるのだと思う。そうするとより大きく弓を引くことができて矢が速く飛ぶと思う。

弓は腕の力だけで引くわけではないので、できるだけ高いところから引いてきた方が引きやすい。これは前に先輩からも聞いた話だった。気をつけよう。

あと、今日は高校生らしい二人組もいてなかなかうらやましい感じだった。同レベルなチームメイトはやっぱり重要だと思っていて、お互い切磋琢磨しあえるのがよい。普段は上級者ばかりなのでなかなか悩みを共有できない感がある。お手本が多いというのもよいことなのだけど。

188日目 冴えない結果

久しぶりの大会で残念ながらあまりよい結果とはいえなかった。6射1中。結構いいところには、いっていたと思ったのだけど、いかんせん精度が低かった。練習不足やろな。

それとは別に今回の大会では制限時間が設定されていて、最近の変更なのか初めてだった。3人の1手で4分というのは、見ただけではイマイチわからないけど実際のところは結構ギリギリのライン。おかげでかなり焦ってしまったし、調子狂わされたな。まぁ逆にそのおかげでだいぶ早く終わったようだけども。

安定した自分の射ができるようになるといいなぁ。

187日目 大会直前

久しぶりすぎるのに替え弦の準備したりして十分な練習もできずに悶々とする感じ。

明後日が久々の大会で6射の予定。さすがに6射はなんとか調子を保ったまま引けるはず。最初の1射が肝心やな。

去年も同じ大会に参加しててなんかイマイチだったことと雨が降ってたことぐらいしか覚えてないけど、なんとか頑張りたい。

186日目 薬指の捻り

今日もなかなか調子よかった。でもちょっと違ったかも。

よく中ったしいい感じだと思ったけど、どうも弓手の薬指にタコができてる。弓手の握りもよく見てみると、どうやら中指よりも薬指の方が長くなるようになってる。これはつまり弓に対して斜めに握ってるようだ。

そう気づいたので意識的に弓と直角になるように握るようにした。そうしたらすぐに親指の痛みが増した。どうりで最近痛くなかったわけだ。前はすぐにマメが破れていたのに。

どうやらしばらくの間に楽な引き方に流れてしまっていたらしい。本当に細かいところに注意して、ちゃんとできているか逐一確認しながらじゃないとすぐダメになってしまうんだと思う。

今日はあまりに痛かったので(堪える体力も尽きていたけれど)、マメが破れる前に押手掛けの出番。それでも痛いけど、破れるよりはマシ。がんばっていこう。